頭蓋骨の調整

えいごのいずみという英語教室を主催して18年ほどになります。小学生から大人まで教えていますが、小学生は、グループレッスンが基本です。

その小学生の身体の様子が、どうも以前とはかなり変わってきている印象です。

えいごのいずみでは、スケッチブックを使って、たくさん絵を描くのですが、線を見ると、身体の正中線が定まっていないとか、肩と肘と手首の連動が悪いのがわかります。

少し不器用な子が本当に増えているのです。
その身体の不器用さを補正していくための助けになるような「エクストラレッスン」のグループセッティング・エクササイズをクラスの中でしています。

エクササイズがうまく流れなかったり、円などの形がうまく書けなかったりする場合に、お母さんに相談すると、

「頭蓋骨の形のせいですかねえ」
と、言われて、触ると、どちらかが凹んでいたり、ゴツゴツだったりします。

出産時から、という人が多いようです。

この間は、手を頭の上にまっすぐ上に伸ばして、身体も足も伸ばしたまま、鉛筆を転がすようにコロコロ転がるエクササイズをすると、まっすぐ転がれずに曲がっていってしまう子がいました。

お母さんに言われて後ろから頭蓋骨を触ると、片側が凹んでいて、片側が飛び出してゴツゴツなところがあったので、クォンタムタッチをしたら、3分くらいで形が変わりました。

具体的に何をするかというと、その子を膝にのせて、後ろから頭に手をそっと当てて、私がスーハーと、息をします。これを3分くらい。
これは外から見た様子ですが、私の中ではボディースィープという身体瞑想をしています。これがクォンタムタッチです。

飛び出したところが頭の真ん中に来て、凹みが左右でそろいました。

そこで、もう一度同じエクササイズをしてもらったところ、畳の上で、畳の線からはみ出さずに部屋の隅から隅へ転がることができました。

頭蓋骨は、いくつもの骨が結合して形成されているので、かなり動きます。

また、別の子もわりと大きな凹みがあったので、1週間遠隔をし続けてみたところ、かなり曲線が出て丸い頭になりました。

この子は、円、丸が描きにくかったのですが、頭蓋骨の調整で、以前より上手に書けるようになりました。

頭蓋骨の調整だけで全てが解決するわけではありませんが、何の力もかけずに骨に働きかけられるクォンタムタッチは、身体がうまく使えないために、自分ではわからず、実は、色々苦労している子たちにしてあげられる一つの手助けになると思います。

息子の後ろ頭をかりました。 これが前
これが後。10秒くらいで調整。

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