ヒプノセラピーとは

ヒプノセラピーとは何でしょう?
ヒプノセラピーは、日本語に直すと催眠療法ですが、
眠ってしまうわけではありません。

背中をリクライニングの椅子などに預け、ゆったりした状態で座ります。
寝転がってもかまいません。
言葉による誘導で
身体の力を抜いて、
リラックスした状態になっていただきます。

深くリラックスすると、普段は蓋をしている潜在意識と顕在意識の間の
膜が緩み、潜在意識の中から
自分では忘れていた記憶が出てきたり、
潜在意識の中へ、暗示を植え付けたりすることが可能になります。

場所

ヒプノセラピーは、

①実際にお会いしてする

②オンラインで行う

どちらでも可能です。

カウンセリング

最初にするのは、
目的や、
何にお困りなのか、
何を解決したいのかを伺う
カウンセリングです。

①ダイエットなど目標・願望達成

②高所恐怖症・あがり症の不安などを解消したい

③自分ではなく、家族や周りのことを解決したい


 必ず職場に意地悪な女の上司がいる
 子どもが不登校

④自己肯定感を上げたい

などなど多岐にわたります。

①は、簡単な暗示のセラピーや、
じっくりと願望達成イメージを入れていく手法、

②は、前世療法や、インナーチャイルド療法

③は、感情からやはり前世療法やインナーチャイルド療法、

他にもサークルワークと呼ばれる方法などを使ってアプローチ可能です。

心の中の感情の種を探し、1回で終わることもありますが、
じっくり何回か向き合う療法になります。

ここで興味深いのは、子どもの不登校が、
お母さんの潜在意識が整うことで、解決したりすることです。
子どもに働きかけるのではありません。

④は、自分にとっての幸せは何かの前世療法をしたり、
自分に許可を出すインナーチャイルド療法などが考えられます。

いずれもまずはカウンセリングから始まります。

そして、②③④のセッションでは、
潜在意識への、かけ橋となる感情を特定します。

潜在意識へ入っていくのは、
大海原へ潜っていくようなものなので、
(私たちの意識の95%と言われています)
的(ターゲット)となる感情を決め、
そこへ潜っていく準備ができます。

ヒプノセラピー

いよいよヒプノセラピーです。

今回は、インナーチャイルド療法の入り口を
文字で体験してみましょう。

リラックスしやすいリクライニングの状態で、
座り、目を瞑っていただきます。

呼吸にまずは意識を向けて、
どんどんリラックスしていくように
言葉で誘導していきます。

このとき、眠ってしまうわけではありません

リラックスはしていますが、
会話はできる状態が
ヒプノシスのセッションが可能な状態です。

リラックスしたら、
ターゲットとなる感情に意識を向けて
それを体のどこで感じるかお聞きします。

その感覚をどんどん強めて、さらに強めていき、
その感覚を感じた一番幼いころの記憶へ
入っていきます。

この時の体験は、人によります。

映像が見えたり、
なんとなくそんな感じがしたり、
暑い、寒い、暖かい、気持ちいい、と、体感したり、

人、それぞれです。

そして、このインナーチャイルド療法では
幼かったころの体験をご自分で体験します。

このとき、クライアント(セラピーを受けている人)は、
大人の自分の視点も持っていますから、
不思議なことに
小さな時の気持ちを体験しながら
それを客観的に見る、という体験もすることになります。

この後、プロセスを重ねながら、
インナーチャイルドを癒し、
また教育もして、

目覚めます。

セラピー後

目覚めた後、体験のお話を伺います。

ヒプノセラピーの特徴は、
セラピストは、クライアントの体験に対して、
何かアドバイスをしたり
判断して何か言ったりすることはない、ということです。

ヒプノセラピーの体験は
あくまでその人のものです。

というのも、

クライアントの中で起こっていること全てを、
セラピストが把握することは不可能なので
実際、体験された方の感情が大きく動いて、

泣いていたり、
嬉しくて笑っていたりしても
セラピストは、一緒に共感しながら、ただそこにいます。

でもこのセラピー後の言語化、
落ち着きの時間も、もちろん必要なことです。

クライアントは、
自分の潜在意識の中にある様々なことを
体験することで、

他者(セラピスト)が窺い知れない体験をし、
潜在意識の設定が変わることで、
現実の状況が変わっていきます。

例えば、職場の嫌でしょうがなかった
高圧的な女性の上司の態度が変わったりするのです。

潜在意識は、わたしたちが生活していく上で、
自動化を司る、とてもパワフルで重要な仕事をしています。

そして、通常の顕在意識では
私たちはそこにアクセスすることはできません。

そこにアクセスしていく
一つの安全な方法
ヒプノセラピーなのです。

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