生まれた時間がよくわからない、というクライアントさんでも「〜について知りたい」というのであれば、ホラリーを使うのも一つの手です。
ホラリーというのは、例えば、「わたしは学校を卒業できるでしょうか」「私の財布はどこでしょう?」という問いがたち、その問いを占星術士が理解した時刻にチャートを立てる、または最近ではeメール等のメッセージの発せられた時刻でチャートをたてる手法です。
ピンポイントの問いに対して使うことができます。
今回、出生時刻がわからない方から、ピンポイントのご相談だったので、「そうだ、ホラリーやればいいんじゃん」と、久々に思いついてやったら、途中で、むう、これはホラリーじゃなくて、エレクショナル・マター(〜をするにはいつが良いか)だったなと、思いました……。でも、せっかくチャートを立てたので、いけだ笑み本では、第3ステップの、「月の動き」まで読みました。
どちらにしろ、ちと手間がかかるので(わたしがサクサク読めないからもありますが)お客様がいらしてからやるより、問いがしっかり立っていれば、前もって準備しておいた方が良い内容です。
結局、お客様が、母子手帳を探して、出生時刻を持ってきてくださったので、チャートを出しなおし、出生図を元に時期を見ていきました。
よかった。ホッ。
でもせっかく見ておいたので、この一月くらいの動きをホラリーチャートを元に出しておいたのもお伝えしたら、けっこうバッチリお客様の現実と合ってました。ホラリーチャートの1ハウスに土星があったから、ほぼご自分でどうするか決めてらっしゃいました。
不思議なんですよね。こんなので日単位でわかるのか、って、思います。
うーん、やっぱり、ホラリー、面白い。
しばらくやってなくて、ホラリーのやり方、ほぼ忘れてましたが、やっぱり面白い。何が面白いって当たるし。
慣れちゃえば、大丈夫なんでしょうけど、わたしは、もっと練習しないと、です(^^)。何事も練習。
やってないと、すぐ忘れます……。ホラリーとかエレクショナルは古典になるので、普段読んでいる出生図とはまた趣が、違います。
いけだ笑みさんのホラリーの本は、決定版でしょう。占星術へのLOVEが溢れてる。
増刷された第2刷の方が、たぶん最初の誤植が、いろいろ直っていて良いと思います。いろいろ細かいし、ややこしいので、こういう本の校正は、大変でしょうね。
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これも参考にしています。味わいはないけど、ホラリーとエレクショナル、両方のやり方が出ています。
なんか凄まじい値段になってる……。たぶん絶版なんですね。もともと高かったけど……。楽天では売ってません。
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